果物は見切り品に限る-ソルダム・あんず
2011年 07月 23日
木曜日の昼過ぎ、ちょっと用があって外出した時に、近所のハナマサに果物の価格をチェックしに行ったのだ。
色々シロップにしたら美味しいかなと思う果物が並んでいて、ハナマサとは言えど、1パック500円くらいだった。
その時、緑色のソルダムの端に、赤紫に変色したソルダムが1パック200円で売られてたのだ。
その赤紫色は、どう見ても、熟れたからで自然な色だったし、このまま行ったら、腐りそうだから値が下がったのだとわかったので、お買い上げ。
家に帰って、ソルダムについて調べると、すももの一種だそうで、「赤紫に変色して熟れた頃が食べごろ」と書いてあった。
緑色のソルダムは硬くて生食に向いていないと書いてあったが、ハナマサで売られているソルダムは皆緑色のものばかりだった。(でも、それでも買う人もいるのかも)
あらま~、熟れたら、値段が下がるのなら、毎日行かねば。(笑)
その晩も、2つのスーパーで、果物の価格をチェック。
だいたい、どこも、すもももソルダムもあんずも、何gかわからないが、1パック500円前後が相場のよう。
それにしても、どこもソルダムは緑色であった。
で、買って来た良く熟れたソルダムは、あんずと違って、種がきれいに取れないので、種つきのまま、砂糖をまぶして、また、ヨーグルティアで65度で保温してシロップにした。
詳しいことは端折るが、熟れたソルダムはとても柔らかく、数時間でクタクタになり、全部溶けてしまった。
皮は残ったのだが、最後、種を取るために、金ざるで越したら、皮も粉々になって、シロップに溶け込んだ。
<二度目のあんず>
先週、あんずに砂糖をまぶして、ヨーグルティアで65度24時間保温して、コンポートとあんずシロップができたわけだが、これを冷蔵庫に保存しておけば置く程、コンポートもシロップも味がなじむのかどんどん美味しくなっていった。
シロップは、かき氷に使う他、冷たいお水で割って氷を浮かべて飲むと、かき氷とは違う美味しさでとても美味しい。(冷水で飲むと、甘さが活きるのかも)
あんずのコンポートもそのまま食べても美味しいし、ヨーグルトに混ぜても抜群に美味しかった。
その余りの美味しさに「何で、1パックしか買って来なかったのだろう」と後悔しながら食べていたら、昨日にはきれいになくなってしまった。
ということで、「もしかしたら、今日も吉池で安く売っているかも」と思って、買いに行ったのだ。
そうしたら、今日は、先週より大きめの「長野産あんず」が1パック200円であった。
まだ、3パック残っていたが、1パック1つだけ見事に潰れているものが混ざっていたので、それを除けて、2パックだけ買おうと手に取ったら、お店のお兄さんが、「その潰れているの、ただにするから持って来な。3パックで400円」と言ってくれたので、何と、3パック400円で買ってくることができた。(気分は、Pk戦を制して、優勝した気分、やった~)
でも、それで十分だし、安い方が嬉しい。
家に帰って、種を取って重さを計ったら、1400g、わ~嬉しい。
この量ではヨーグルティアは無理なので、保温鍋で煮た。
こちらも細かい作業の説明は端折るが、無事、沢山のあんずのコンポートとシロップが出来上がった。
これだけのあんず、どうやって保存しよう、一部は、煮沸して瓶詰めかな?
三日月氷菓店のあんずは「生あんず」だし、本日、B食であんずのシロップの話が載っていたのだが、その方も、生あんずに砂糖をまぶして、様子を見ているのだって。
あんずは、生の方が美味しいのだろうか...。
ということで、買って来たあんずをかじってみたが、余り味がしなかった。
その後、砂糖にまぶして、砂糖を溶かしている時に味見してみたら、砂糖が実に浸みこんだせいか、あんず特有の爽やかな酸味が現れていた。
確かに、この酸味を生かそうと思ったら、熱を加えない方が良いのかも。
と思いながら、ふっくら柔らかくなったあんずの実の美味しさが捨て難く、今回も、軽く火を入れてみた。
来週、また、あんずが安く手に入ったら、生で砂糖をまぶしてシロップを作ってみよう。
周りは緑のままでも中は鮮やかな紅色に変っていることもあり
色よりも柔らかさで熟れ具合がわかります。
李は700種もあるともいわれていて私も全部は食べていませんが
李の美味しさを知りたければフクナガのパフェがお薦めです。
李は生食に向きますが、大概の杏は生食には向きません。
酸っぱいのではなく味がないのです。
火を入れると酸味が活きてきてグッと美味しくなります。
今はテキトーに作ってますが昔はこうして作ったこともあります。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~karappo/recipe_anzukonport.htm
お、「ソルダムは外皮の色ではなく、柔らかさで熟れ具合を判断する」のですね、勉強になりました。
フクナガのパフェ、甘酸っぱい果物系は、最高ですね。
今の時期なら、すももがあるのでしょうね。
生のあんずに味がないこと、昨日経験しました。
それでも生の杏でシロップを作る人って、多分、シロップが美味しくできるからなのかな~と思います。
これは一度やってみなくてはと思います。
で、シロップを取り終わった後、杏だけ低温で煮てみようかと思っています。
年間通して作って、季節の味を決めていくと
新たなコンテンツになりそうですね。
紫蘇ジュースのノリで、赤紫蘇シロップもよいかも。
ところでいまさら気づきましたが
「ヨーグルティアに 」って名前の書き込み
あれ、私が知人にアップ頼んだ文章でした(^^;
いいですね~、お家にあんずの大きな木があるなんて、最高ではないですか?
杏酒に使うあんずは生のまま浸けて、それは食べないのですよね~。
香りと酸味を液体に移そうと思ったら、やはり、生でしょうかね。
ヒントを有難うございました、色々調べてみます。
あんずは、来年からリピート確定です、美味しいですもの。
赤紫蘇シロップは飲んだことがないのですよね~、やってみる価値ありかしら?
あ、あの「ヨーグルティアに」さんは、大外郎さんでしたか。
色々お世話になっております。