豊後水道のイサキがやってきた

昨日の話の続きなのだけれど、粘膜修復の成分を飲んで、腸が正常化したって、嬉しい面もあるけれど、同時にぞっとしている。
結局、これは、自分の腸の粘膜が知らない間に傷んでいたということに他ならないのだ。
(原因は、やはり、高齢化なのかな?)

ダイエットで始まった腸の不調であったが、まさか、便秘の原因の一つが「腸の粘膜の傷みとか衰え」とは考えたこともなかった。
腸の働きは、体内善玉菌だけどうにかすれば十分かとも思っていたのだけれど、そんなことはなかった。
このまま腸の粘膜が傷んだまま放っておいたら、何か病気が発症したかもと思う。
昨日「胃腸薬が合うか合わないかは人によるから、1,2週間飲み続けて、腸の働きの変化を見て、自分に合った胃腸薬を探そう」というページを見つけたが、本当、その姿勢が大切だと思う。

今回のことで、腸の不調は放っておいてはいけない、というのは、大腸に関しては、医学的に解明されていないことが多いし、潰瘍なぞ見つけにくいとのことだから。
自分の腸の働きについて、色々な薬を飲んで、正常を目指すことが大切だと思う。

さて、本題です。

先週の金曜日の午後、突然電話が鳴る。
何かと思ったら、私と同世代の近所のお客さん兼お友達が、「ね、真凛馬さんって、魚、おろせるわよね~?」とのこと。
何でも、娘さんのご主人の実家が九州で、お中元に、豊後水道で泳いでいた大きなイサキが10匹、飛行機で運ばれ、さっき着いたのだって。
その家は、ご主人と二人暮らしで、10匹は食べられないので、是非もらって欲しいとのこと。

ま、魚はさばけば、小さくなるし、困っている様子なので、もらうことにして取りにでかけた。

体長30cm以上のイサキで本当に立派で大きい。
何でも前回も同じような本数の魚をいただいて、スーパーの魚売り場でさばいてもらったら、何でも3千円かかってしまい、今回は勿体ないので、近隣に配ることにしたそうだ。

見た目、一人暮らしの私にも大き過ぎるので、半身は切り身にして、弟の家にあげようかなと思っていた。
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お店を閉めた後、新聞紙、うろこ取り、出刃包丁を用意し、解体を始めた。

しかし、本当に立派で頑丈な魚。(魚をおろせると言っても、私の場合、100円くらいの味しかさばいていない)
うろこも大きく、骨も頑丈で太く、完全防備で、豊後水道を自由に泳いで来たというイメージの魚であった。

頭を落とし、内臓を買い出したら、ちっぽけなあじとは違って、内臓を包んでいた厚い膜があった。
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それを取り、血合いを掻き出し、2枚におろす。

骨のついていない半身から皮をはがしてみたが、これが大変。
「コツ」とかあるのかも知れないが、調べる時間もないので、無理矢理剥がした。
脂っこい、冷たい海で泳ぐには、脂肪がないと寒いものね。

で、骨のある身の方は、私の卸し方が下手で、中骨に身が沢山ついてしまったので、それをこそげ落とした後、尻尾を切り落とし、4つの切り身にした。

さ~て、これでだいたい解体は終わった。
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この晩は、頭を掃除したものとすき取った腹骨を、日本酒とお水と味醂とお醤油で煮つけたものと、皮を剥ぎ取った身をお刺身にして食べたが、本当に美味しかった。
煮つけたものは、全く臭みがなく、身がふわふわでとろけるよう。
魚から出た出汁も上品で本当に美味しく、吸い物や碗ものにも使えると思った。

また、お刺身は、ただただ甘いのだ。
残りのお刺身用の身は、ピチットシートに包んで、冷蔵。
これだけ甘いのならと思い、次の日は、わさび醤油に浸け込んで、づけにし、酢飯を作って、づけ丼にしたが、これも当然、美味しかった。

これが急に手に入ったものではなく、計画的に取り寄せたものだったら、これでアクアパッツァを作ったら。本当に美味しいだろうなと思った。

うわ~、イサキって、こんなに美味しものだったのね。
こんな、豊後水道で泳いでいた天然ものを東京に空輸したものって、もしかしたら、高級料亭でしか食べられないものかもしれない。

ということで余りの美味しさに、勿体ないので、骨付きの切り身にしたものは、弟家にあげるのはやめて、どうにか冷凍庫の隙間に入れ、自分で食べることにした。

本当に美味しかった。

また、7時半から1時間かけて、魚を捌いた後、魚の煮つけとお刺身を夕食にしたら、体重が下がって、すごく嬉しかった。
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by mw17mw | 2011-07-10 09:33 | 食材・食材のお店 | Comments(4)

Commented by 桃猫 at 2011-07-10 22:38 x
個人的な好みですが、、イサキは、たっぷりと塩を盛って、塩焼きが旨いと思います。刺身は、淡白過ぎて旨みは少なめ。でも、鮮度が良くって、捌きがいがあるものは、みんなに、お裾分けがイイですよね。
Commented by mw17mw at 2011-07-11 00:08
>桃猫さん
私もイサキの塩焼き、好きです。
後、骨付き切り身が4枚冷凍してありますので、3枚は確実に塩焼きです。
すごく楽しみ。
残り一枚は、お吸い物に入れてみようと思います。

イサキ10匹を送りつけられる方は大変ですが、傍は得します。(笑)
Commented by 長坂@名古屋 at 2011-07-11 09:17 x
いいなー。羨ましいです。
私は、鶏魚イコール塩焼き(ときどき刺身)、と思っていたので、
「日本酒とお水と味醂とお醤油で煮つけたもの」とは、
予想外でした。たしかに煮ても良いですものね。
おいしそうですね。

アクアパッツァもいいですよね。
魚を加熱する、というと、
塩焼きか煮付け、ごく希に味噌漬け、くらいしか
味のバリエーションがなくて、「また煮魚?」というかんじでした。
そこに、アクアパッツァが登場。
あの、トマト味でもなく、アンチョビ味でもなく、
魚の味を活かした不思議な味は、
たまらんですね。
Commented by mw17mw at 2011-07-11 17:42
>長坂@名古屋さん
「鶏魚」と書いて、「イサキ」と読むのですか?知りませんでした。
長坂さん、博学ですね~。
いや、頭を捨てるのは勿体ないし、焼くと時間がかかると思って煮てみました。

アクアパッツァって、人生で二回しか食べたことがないのです。
一度目は、知り合いの家で本を見ながら、自分たちで作ったら、とても美味しくできました。
二度めは、気取ったイタリアンの店で、メインに選んでみたら、何と言うか、もともと漁師料理なのに、レストラン風に洗練されたものがちょっと出て来ただけで、がっかりしました。
アクアパッツァは、豪快に家庭で作った方が美味しいと思います。
もう二度と、レストランのメインで、アクアパッツァを頼むことはないと思います。