二度目の北千住「ハノイハノイ」のランチ
2010年 12月 14日
12時過ぎに行ったのだが、先客1組二人、私が一人、その後、二人組が二組と、オーナーさんによると、「こんなに混むのは珍しい」という状態であった。
これが、ハノイハノイのランチメニュー。
この日はお手伝いの人がいなくて、料理もお運びもオーナーさん一人だったので、オーナーさん大忙し。
私は座敷の一番奥の窓の席に入ったのだが、色々な本や雑誌が沢山あって、それを読んで、お料理が出てくるのを待ったのだが、何だか、ふと気付くと、「デジャヴー」というのだろうか、この感じは昔味わったことのある感じと思い出した。
とても静かで、柔らかい光がガラス窓から入って来て、ふと窓の外を見ると、道を挟んだ隣は最近建て替えられたと思われる大きなマンション。
このマンションが建つ前、隣の家もきっと、木造家屋だったに違いないと思ったら、何だか、まるで、実家の子供の頃から建て直していない木造家屋に久しぶりに帰って来て、二階の元自分の部屋で、くつろいでいるような気分になった。
そう、中学生や高校生の頃、学校から帰って来て、こうやって窓際の壁に寄りかかり、窓からの光で、だら~と雑誌を読んでいることを思い出している気分。
この部屋で本を読んでいたら、私は、高校生の頃に戻れるような気がして、高校生の頃から変わっていないような気がして、何だか、くつろぐ。
このお店、混んでしまったら、混まない時に比べたら、料理が出るのが遅くなるけれど、これは致し方ないことなので、時間に余裕を持って、行くのが正しい姿勢。
読んだ雑誌は、「タイの屋台図鑑」と「人気カフェが開ける本」。
特に「人気カフェが開ける本」の中には、ハノイハノイが数ページにわたって紹介されていて、どうして、どうやって、ハノイハノイを開いたかとか、ここのバインミーのパンまで、このお店のオーナーさんが焼いていることがわかった。(あのパン、美味しかった。)
その雑誌の中のオーナーさんの経歴は、アパレルとか雑貨と言うものばかりで、料理に関する経歴は全然乗っていないのに、ベトナムを食べ歩いて、ベトナム料理に目覚めたとは言え、何故、バゲットまで器用に焼くことができるのか、カフェを開いて、美味しいお料理を作ることができるのか、謎はますます深まるばかり。
で、二度目に行ったら、オーナーさんが私を覚えていてくれ、しかも、偶然らしいが、私のブログのハノイハノイ訪問記事を読んでくださっていた。
となると、「もっとお料理のことを話したい」と書いた癖に、「え~、恥ずかしい!」と思ってしまったし、その日はお店が混んでいたので、余り話せなかった。
(とても、ちゃんとお客さんの顔を覚えることができる方のようで、ケイトさんのことも、「ベトフェスの次の日に来てくださった方」と覚えてらした。)
ま、追々、こちらを訪問して、自然と慣れて、もっと色々なことを話せるようになりたいと思った。
立て続けに来週も行くことはないけれど、ちょくちょくランチを食べに行きたい。
(右の写真は、ハノイハノイの1Fのベトナム雑貨部門に置いてあるレジスター。
思わず、「これも、ベトナム製?」と言ってしまった程、色がエキゾチックに黄色で、古めかしいレジスター。
日本製の古いレジは、茶色か黒いものしかみたことがないから、黄色い古いレジスターは日本製に見えなかったのだ。
でも、これは、日本の古いレジスターとのこと。
実際に金額を打ち込んだりせずに、お金の保管箱として使っているとのこと。)