本郷三丁目から湯島まで

d0063149_2321913.jpg昨日、後楽園の成城石井を見た後、菊坂下というところにあるアトリエ・ド・マヌビッシュで、バゲットを購入。
ここまで歩いたら、後は、御徒町の多慶屋に行きたいのだが、バスに乗るのも地下鉄に乗るのも中途半端で、結局は、家まで歩いてしまった。(右の写真は、文京区役所の前の交差点から、中央大学の理工学部方面を写したもの)

菊坂は、確か、樋口一葉が住んでいたか何かで有名だが、既に建て直した家が多く、昔の面影が偲ばれる風情の家はほんのちょっとだけ。
ここには、父方の遠い親戚の米屋さんがあった筈で、数年前歩いた時、「あ、ここか」とわかったのに、今回はわからなかった。
引っ越してしまったか、米屋をやめて家を建て直してしまったのかな?
それにしても、菊坂の写真も撮れば良かった、反省。

d0063149_2335383.jpgで、本郷三丁目からは、春日通り沿いを歩く。
まず「ジャンヌ・トロワ」という洋菓子店のショー・ウィンドウの写真。
ここは、本郷三丁目の角にある三原堂の洋菓子部門らしい。
昔友人に「オレンジピールのチョコが有名」と聞いて食べたら、美味しかったし、この前のお祭の時、MLで知り合った在本郷の方が、チョコレートの詰め合わせをおみやげにくださって、それも美味しかった。
そのチョコレートには、一つひとつに「どんな原料をどう組み合わせて使ったチョコ」か、説明があったけれど、何せ、お祭の最中だったので、それを読まずに、ただただ、お祭の合間、一つつまんではで食べてしまった。
一つひとつ、高級で、個性のある味が美味しく、味わっては食べたが、落ち着いて食べなかった点、勿体無い食べ方だったと思う。(でも、お祭のときは、そんなものなのです)

で、この写真のフルーツゼリーは、私の母が晩年最後にとても気に入ったもので、誰かにお礼にお菓子をあげるときには、「ジャンヌ・トロワのフルーツゼリーではなくては」だった。
我が家の方からだと、上野松坂屋のデパ地下の方が近く、そこに他のメーカーやお店のフルーツゼリーならいくらでもあるのに、「ここのフルーツゼリーが一番美味しい。他のではだめ」と自らバスに乗って買いにも行ったし、自分が都合がつかない時は、私も買いに行かされた。
このフルーツゼリーを送った相手に、「美味しかった!とても良いものをいただいて」と言われると、昔の人だから嬉しさを満面に表わさなかったが、そこはかとなく嬉しそうだった。
このショーウィンドウを見て、そんな懐かしい思い出を思い出した。

d0063149_2342234.jpg湯島の方に歩いていくと、確か、春日局(かすがのつぼね)のお墓がある麟祥院というお寺だと思うが、その山門から見える中の緑がきれいだったので、写真をパチリ。
私は、自然な山の緑や田園に広がる緑も好きなのだけれど、こういう山門に切り取られた、額縁に入ったような緑も大好き。
一番好きなのに、京都の南禅寺の山門という大きな額縁で切り取られた緑。
この本郷のお寺の山門は、南禅寺の1/10か、1/20程度の大きさかな?
でも、久々、山門で切り取られた緑をきれいだと思う自分を思い出した風景。
(今頃の新緑の季節の南禅寺に行って、山門からの風景や、山門に登って見る風景見たいなと思った。)
この写真を見ると、どんな静寂なお寺だろうと思うかも知れないが、少し通りより引っ込んではいるものの、自動車が沢山行き交う春日通りに面しているので、写真から受ける印象ほど、静かな環境のお寺ではない。

本当に、静かな緑の本郷や湯島を味わいたいのなら、春日通りより一本中の道を散歩した方が良いと思う。
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by mw17mw | 2005-07-03 23:09 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)