根岸の裏路地

今日は、またまた東浅草のタジマヤに仕入れがあったのだ。
その帰り、西の方に向かい、根岸をウロチョロして来た。
根岸の柳通りという通りに入り、途中、適当な路地を北上したのだが、思いもかけないお店を発見。

自動車も通れない細い路地右手に、ムードはあるのだけれど、昔見かけた覚えがあるような古めかしい木造のアパートの入り口のようなお店を発見。
その名は、「ステーキ定谷」。
何だか、ぶら下がっているものを見ると、「カツカレー1500円、シェフおまかせとミニッツステーキが3000円」とのこと、ま、このくらいなら私でも入れると思ったのだけれど、「前日まで要予約」は面倒、ずいぶん、態度がお高い店との印象を持った。
何だか、わざわざ前日に予約を取るとなると、カツカレーという感じではないよね、やはり、3千円かしらと思ってしまう。
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d0063149_054074.jpgで、このお店の隣は、「根ぎし侘助(わびすけ)」という飲み屋さんのよう、そして、その先は、「福井」と書いてあって、料亭風。

三店の中では、「侘助」だけは名前を聞いたことがあったが、後の二店は名前も知らなかったお店。

さすが根岸、こんな裏路地の中の裏路地的なところに、隠れ家的な風情のあるお店が三軒並んでいるなんて、と感心した。
(きっと、この三軒は、経営者が同じなのかも知れないと思うが、定かではない。)

その地域は本当に昔田んぼだったところを埋め立てた地域なのだろう、路地を進むと、色々なところで行きどまりにぶつかり、北に進路を取りつつ、他の路地を選び直して、ようやく、普通の道路に出ることが出来た。

d0063149_0543550.jpg右の写真は、とある行き止まりの家の前で撮ったもの。
玄関の前で、猫がねそべり、隣の人が持ってきた回覧板がそのままになっている家。
何だか、気付いたらなくなっていた「以前は当たり前にあった昭和の風景」という感じ。
猫さんは、自動車が入れない路地が縄張りのせいか、本当にのんびり、何も怖がらず、構える様子もなく、気持ち良さそうに寝ていた。
こういう路地裏の飼い猫は、食べる心配もなく、生活を脅かすものも少なく、居心地良さそうだった。
根岸には、犬より猫が良く合っている。

家に帰って、「ステーキ 定谷」「根岸 侘助」「根岸 福井」なぞを検索してみた。

「根岸 福井」で引いても何も出て来ないから、廃業してしまったのかも。

「根岸 侘助」では、アド街の根岸特集の18位で、「料亭のウェイティングルームを改装した、カウンターのみの和風バー。お酒を美味しく呑めるのが第一とあって、肴はシンプルが信条。たたみいわしや油揚げなどをつまみに、粋な大人の時間を過ごせます。」と書いてある。
隣の福井さんと関係があるようだ。
そう言えば、入谷の金美館通りにも、「侘助」という小洒落れた飲み屋さんがあるけれど、距離から見て関係がありそう。(金美館通りの侘助は、気軽に入れそうな店)

定谷さんも、アド街で、12位で、「VIP御用達のステーキ店。厳選された極上の黒毛和牛を使用し、炭火で焼くのがこだわりです。メニューは旬の素材を盛り込んだコースのみ。清原和博選手も、読売ジャイアンツ時代に通いつめたとか。」と書いてあるし、公式HPにも、秋元康さんや林真理子さん御用達だと書いてある。
何だか、有名人御用達の隠れ家的レストランのようだ。
このアド街の根岸特集、見た覚えがあるのに、全然このお店について、記憶がない。
余りに自分とかけ離れているので、頭に入らなかったのかも。
夜のコースは、ステーキ懐石で1万円はあるみたいだけれど、16千円、2万円、2万5千円、それ以上だって。

何だか、こういうお店、きっとお昼は夜の常連さんのためのものなのかしらね?
ま、「お昼くらいなら財政的に行けそうだから、お昼だけ行く」こと自体、何だか貧乏くさく、しかも、余りにミーハーぽく感じられて、気が引けてきた。(香味屋なぞは、そんなことをしても、気が引けないと想像できるのは、大きくて、一般的な人が沢山利用していることがわかっているからだろうか。)

私は今まで、根岸では、香味屋が一番のレストランかと思っていたら、どうも、この定谷さんの方が上のようだ。

秋元康さんとか林真理子さんみたいな売れっ子のお金持ち作詞家・作家が出入りしているレストランって、私には関係ないかも知れない。
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by mw17mw | 2010-05-16 00:55 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)