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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

清澄通り・隅田川雑感

昨日、バイトをしている料理モニターの勉強会が両国であり、自転車で厩橋経由で、両国に行った。
隅田川を自転車で渡ること、両国に行くこと自体、余りしないことだったが、昨日まで、我が家から一番近いBOOKOFFが両国だったので、この一年は、何回となく、春日通りから厩橋で隅田川を渡り、清澄通りから両国に行っていた。
(でも、昨日、松が谷に新しいBOOKOFFがオープンしたし、これで、もう両国に行くこともなくなりそうだ。)

厩橋から道なりに清澄通りに出ると、結構面白い。
わざわざ観光や散歩に行く程ではないのだが、左側の道沿いに、昭和20年代、30年代という風情の、倒れそうな(ごめんなさい)木造の平屋の酒屋さんが営業していて、「昔、こういう商店があったな」と懐かしい。
その後、少し走ると「浪花家総本家」だったか、鯛焼き屋さんがある。
これは多分麻布の有名な鯛焼き屋さんの暖簾分けなのだろう。
その後も、正しい名前は忘れたが「豊山」という羽子板屋さんがある。
羽子板の専門店を初めて見た。
そこを通り過ぎると、今度は、結構近代的なビルのお店なのだけれど、ラムネ、もんじゃ焼き、昔風のアイスクリームを売っているお店がある。
こう並べると、既に台東区からなくなっているものがまだ墨田区にはあるような感じで、懐かしくて、結構私の好きなサイクリングコースであった。

話は変わるが、先週、突然一人の男性が我がお店に入ってきて、我が家の裏の土地を取得、11階建てのマンションを作る計画だと説明して行った。
どうも、その計画は通りそうで、我が家の裏の路地に、11階建てのマンションができてしまいそうだ。
日照は影響を受けないのだが、そのマンションができると、我が家から隅田川の花火が完全に見えなくなりそうなのだ。
いつかそういう日が来るとは思っていたけれど、こんなに早いとは思わなかった。
我が家から大きな通りまでは相当距離があり、その間に高い建物が建つはずがないとたかをくくっていたら、建てる位置を敷地の奥の方にすることで、法制上何も問題なく11階が建つそうだ。

母は、我が家から花火が見えることが自慢だったし、母が死んでから、そういう事態になって良かった。
また、甥たちにも、「我が家から隅田川の花火が見えた記憶がしっかり残って」から見えなくなるのだから、まだ、良かったと思うしかないのかも。

今年の隅田川の花火は、我が家から見る最後の年となりそうだ。
来年から、大きな花火を打ち上げる音と煙は流れてくるのに、花火は見えなくなるのだ、寂しい。

下の写真は、厩橋から、隅田川の下流(両国方面)を見た写真です。
清澄通り・隅田川雑感_d0063149_16201183.jpg

by mw17mw | 2005-06-26 16:23 | 日常生活 | Comments(0)