最近の「いなり寿司」と「お赤飯」
2009年 12月 18日
<いなり寿司>
ちょっと浮気して、他のお豆腐屋さんで、油揚げを2度買ってみたが、やはり、私の好きないなり寿司の味にならないのだよね~と反省して、最近は、また、雷門一松前の「市川食品」で買うようになった。
市川食品は、一年くらい前だったか、一枚90円だったのが、100円に値上がりし、以前は、10枚買うと1枚おまけしてくれたのが、最近は、おまけなしが当たり前。
実質二割くらいの値上げ?(笑)
でも、市川食品さんのように、油揚げにお豆腐が沢山付いているタイプでないと、私の「いなり寿司」は作れない。
今度レシピを詳しく書くけれど、「油揚げは、甘くしないで煮て、酢飯は甘めに仕上げる」いなり寿司は、hanaちゃん曰く、「何個でも食べられるいなり寿司」なのだ。
口の中で、甘くない油揚げと、甘い酢飯が混ざり合うところが美味しい。
最近は、以前より、気軽に、いなり寿司を作って食べている。
大量に煮上げた油揚げを3個ずつラップに包んで冷凍しておき、軽く電子レンジでチンして、手で汁を搾ったものを使っている。
ご飯も、酢飯用にお水控えめなんていう炊き方はしないで、普通の冷凍しておいたご飯を電子レンジで熱めに解凍し、関西風の甘めの寿司酢を振りかけて出来上がり。
それを油揚げに詰め込んで食べるのだが、最近発見したのだが、出来たてのおいなりさんは、美味しくないみたい。
熱々だと、油揚げと酢飯、両方とも味がぼやけているみたいで、完全に冷めた方が味が出て、断然美味しい。
<お赤飯>
hanaちゃんに渡すお赤飯のささげは、圧力鍋で、「圧5分放置7分」茹でたもの。
昨日は、Dさんに渡すためにお赤飯を炊いたのだが、圧力鍋を出すのが面倒で、普通のお鍋で20分煮たのだ。
記録を調べたら、私はお赤飯に凝り出してから、ささげを普通のお鍋で20分茹でていたのだが、6月28日から、圧力鍋を使うようになった。
それ以降、ずっとささげを圧力鍋で茹でたお赤飯ばかり作っていたので、その味に慣れてしまった。
で、久しぶりに、昨日、普通鍋で煮たささげの汁で炊いたら、味と香りが薄いのだ。
お豆が固めの仕上がりということは、ささげの味が豆の中に閉じ込められていて、茹で汁に移っていないということだと、実感した。
自分でもお昼にそのお赤飯を食べて、「え、こんなに味が薄かったの?」とびっくり。
圧力鍋で煮たささげのお赤飯に慣れてしまっている私には物足りなかった。
でも、作り直す時間もなく、そのお赤飯を発送したのだが、本当に申し訳ない気持ち。
Dさん、今年は無理だけれど、次回、是非リベンジさせてねという感じ。
(ここから、突っ込まないでくださいね)
そう言えば、6月に人に送ったささげのお赤飯の評価が低かったけれど、あれは、普通鍋でささげを煮たものだったのだ。
そうか、味と香りが薄くて、豆の香りと味でむっとするようなお赤飯を食べ慣れている人には物足りなかったろうと、今になって理解ができる。
ま、普通鍋でも長時間煮れば、ささげの味がもっと茹で汁の中に移るのだろうけれど、何分くらい煮ればいいのだろう?(40分くらい?)
その点、圧力鍋でささげを煮ると、短時間で、濃い味が出る。
何だか、今回は良い勉強になった。
今度から、絶対、ささげは圧力鍋で茹でることにする。
ささげは、圧力鍋で茹でるか、普通鍋でも40分くらい茹でてこそ、小豆に並べるのかも。
あいにく、彼女は夕食がすんでしまったのでお汁粉は明日にします。
お赤飯、これは回心の作ではないんですか?我が娘は、私の雑なお料理になれているし、化学調味料がなければなんでもおいしい!と思ってしまう私にとっては
とてもお洒落な味でしたよ・・。
喜んでいただけたようで、少しホッとしました。
ささげ固めの方が豆の味がわかって好きだという人もいるようです。(我が弟)
今回はそのタイプです。
好みもあるでしょうが、多分次回の方が美味しいと思います、次回の方が一般受けするタイプです。
次回に期待してください。
いなり寿司を食べると故郷の母親を思い出します。
ふふふ、そうでしょう、そうでしょう。
私も今作っているいなり寿司は、私も「母を思い出す味」なのです。
いなり寿司には、「店で買う味」と「家庭ならの味」と違うのでしょうね。
家では家なりの「いなり寿司」が守られればいいですね。