合羽橋本通りの新しい飲食店「ひいらぎ」

昨日、浅草の帰り、合羽橋本通りを通ると、新しいお店ができていた。(と言っても、3か月前に開店したそうだが、昨日まで気付かなかったのだ)

d0063149_23171474.jpg「牛巻きおにぎりとわさびいなり」という旗が魅力的。
昨日は下記のようなパンフレットをもらって来ただけで、今日のお昼に食べに行ってみた。
そのお店の名前は、ひいらぎで、パンフレットのうたい文句「B級グルメをA級仕様で!」が本当なら、理想的ではないか~、でも、現実は難しいのではと思いながら、向かう。
食べログで既に評価されていて、読むと結構良い点数を取っている)

何せ、牛巻きおにぎりは、老舗肉卸商「小島商店」の山形牛、味付けは、シェ・イノの料理長直伝、お米はこだわりすし店使用の上等米、ご飯の中にはニッピコラーゲン。(最後のコラーゲンは魅力を感じないし、お寿司屋さんのお米って、古米であることがちとひっかかった。)

d0063149_23424265.jpg「わさびいなり」は、蔵前高見食品(あ、あそこかな?と見当はつく。確か、老舗のいなり寿司屋さんに油揚げをおさめているので有名なお店<神田志〇多寿司?>)、わさびは、静岡わさび発祥の地宇東木の「マルマサ山葵農園」のもの。

とのこと。

メニューは、牛巻きおにぎりが、大が300円、小が200円。
おいなりさんが、プレーンが70円で、わさびいなりが80円。

他にお味噌汁と珈琲があるみたい。

中に入ると、結構長いカウンターで、ぎゅうぎゅうに詰めれば6人くらい座れそうだが、椅子は4つのみ。
気さくな老夫婦という感じのおじさんとおばさんがカウンターにいて、おじさんは、牛巻きおにぎり担当で、その他おばさんが担当と言う感じかな?

とりあえず、牛巻きおにぎりと普通のいなりすしとわさび入りいなり寿司を1つずつ注文。

d0063149_23431370.jpg全部出来上がったものがあるようで、おいなりさん類は、すぐに出してくれた。
(カウンターで食べるときは、お新香とサラダ菜がつくみたい)
牛巻きおにぎりは、おじさんが、フライパンで周囲をこんがり焼き始め、たれを刷毛で塗って出してくれた。

最初に、おいなりさんを食べてみる。
油揚げは、家庭で煮るおいなりさんのように、薄味でふわっとして優しい美味しさ。
蔵前の高見食品の油揚げ、中々良い感じ。
但し、ご飯が初食感。
こんなご飯初めて食べたというのが率直な感想。
芯はないのだが、ごわんとしていて、米粒が離れ離れにはなっていないのだけれど、一粒ひとつぶ独立している食感が初めての感じ。
最初は、お寿司屋さんの古米だからかなと想像したが、食べているうちに、コラーゲンが入っているからかもと思い出した。
コラーゲンが米粒一つずつを覆っているので、それぞれ独立しているけれど、でんぷんの粘り気ではなく、コラーゲンによって、米粒がくっついているのだろう。
わ、珍しい食感と思うと同時に、「普通のご飯だったら、もっと美味しいのに」と思った。

次にわさびいなりを食べたが、これがとても美味しかった。
多分、お米の珍しい食感にも慣れたせいか、段々気にならなくなったし、油揚げの優しい美味しさと、わさびの葉や茎を刻んだものがとても良く合っていて、これが気に入った。

d0063149_23442440.jpgそうこうするうちに、牛巻きおにぎりが出て来て、食べてみると、味が甘辛く濃い。
牛肉自体は、不愉快なところがなくて、結構良心的かなと思うのだけれど、何せ、たれの甘辛さが勝っていて、くどい。
若い人向けの味付け?(シェ・イノを持ちださない方が良いのではと思った)
(たれの甘辛さばかり気になって、おにぎりのご飯が酢飯なのか、白飯だったのか、思い出せない。)
牛巻きおにぎりには、わさびをつけてと言われて、出て来たのが、ねりわさびの小さな袋であった。(笑)
(わさびいなりに本物のわさびの葉や茎を使っているから、このお店で「わさび」と聞くと本物を連想してしまう。でも、やはり、コストの関係で、本物のわさびは無理なのかも)

で、三種類食べたところで、わさびいなりを2つ追加して〆た。
わさびいなりがとても気に入った。
何というか、我が家の近所で私が気に入るおいなりさんを売っているお店が殆ど絶滅状態の中、こういう優しい家庭で作るようなおいなりさんを売っているお店を発見できて、良かった。
勿論、テイクアウトOK。

合羽橋へ買い物に来る人たちって、「食事は、浅草で」という人が結構多いから、こういう軽食関係のお店の方が飽きられないで、長続きしそうな気がする。

他に、お客さんが二人いたので、「何で、ご飯にコラーゲンを入れるのか?」とか聞きたかったけれど、聞けなかった。

おじさんもおばさんも、良い人みたいだし、店自体、新しいからきれい。
「B級グルメをA級仕様で」というところまで行っていないけれど、気楽に、アットホームな雰囲気で、家庭的いなり寿司などが食べられるから、一度はお試しを。
(人によっては、牛巻きおにぎりが気に入るかも知れないし)

何だか、このお店、「牛巻きおにぎり」とか「わさびいなり」とか、結構目先が変わった、今の時代に則したB級グルメを提供しながら、お店の雰囲気などは、昔当たり前にあった下町のおじさん・おばさんの飲食店の雰囲気が味わえ、何だか、時代に逆行した良さがあるのが、めっけもの。
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by mw17mw | 2009-10-04 23:46 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)