シェラトン都ホテル「四川」の陳麻婆豆腐

お互い生活形態もリズムも違う大学時代の友人に、毎年、お盆休みに遊んでもらうことにしているが、今年は、麻婆豆腐に凝っているので、I先生ご推薦のシェラトン都ホテルの四川に行くことにした。(私の友人が唐辛子好きだということを思い出したので)

ホテルなら、お盆でも、営業しているかどうか気にする必要はないし、目黒駅から15分置きにホテルバスが出ているという点も良かった。
(が、目黒駅東口のシェラトン都ホテルのバスが停まる場所には、バス停の表示も何もなくわかりにくいのが難点。)

I先生のアドバイスもあったし、食べログの評を読んだら、結構人気のお店らしいので、前日一応予約もした。

HPを見て、昼は2100円のランチがあり、二人では色々取るわけにもいかないし、これでいいやと思っていたのだけれど...。

d0063149_015250.jpgホテルバスで5分くらいで、ホテルに着く。
ホテルはきれい、四川に入って行くと、従業員の女性たちのベージュのズボンにチャイナ服という制服が素敵で落ち着けるムード。
天井の高い細長いお店で、殆どの席が背の高い窓に面しており、緑を楽しみながら、食事ができる。
落ち着いて、高級ムードで、ランチするにはとても良いと思う。

このお店を推薦してくれたIさんから、「ここの麻婆豆腐は二種類あった覚えが」というメールをもらっていたので、2100円のランチに入っている「麻婆豆腐」は、ここのホテルの名物と言われる方かどうかを聞いてみると、そうではないとのこと。
メニューを見ると、単品のところに、「麻婆豆腐」と「陳麻婆豆腐」が並んでいて、「陳麻婆豆腐」がこのホテルの名物だそうだ。
で、ランチの「麻婆豆腐」を「陳麻婆豆腐」に替えることはできないそうなので、ランチセットは諦め、単品を取ることにした。

何だか、お腹が空いていたのか、気持ちが麻婆豆腐に集中していたのか、前菜を選ぶのを忘れ、結局、「あおりイカの青紫蘇炒め」と「陳麻婆豆腐」を注文。
d0063149_0153349.jpgまずは、ビールで乾杯。
写真は、友人がアルコールがだめなので、取ったキリンフリー。
私も一度飲んでみたかったので、ちょっと味見させてもらった。
友人曰く、「ジンジャーエールやウーロン茶でごまかすより、キリンフリーの方がビールを飲んでいる気分が味わえて良い」とのこと。(友人は、ビールの味は好きなのだけれど、体質的に、アルコールを受け付けないとのこと。そういうタイプの人には喜ばれるみたい)
私としては、やはり、アルコールの入っていないビールっぽい味という感想かな?(不味くはないけれど、やはり、アルコール入りビールの方が好き)

それにしても、窓から見える緑がテーブルに映るところも素敵。

d0063149_0155397.jpg初めに出て来たのが「あおりイカの青紫蘇炒め」、これは、サービスの女性が、「従業員の間で人気がある」と推薦してくれたもの。
肉厚の柔らかいイカに沢山包丁を入れて、炒めてから、餡でとじた感じ。
味は塩味、とろみが安物の片栗粉でない感じが素敵。
青紫蘇は想像していた程、効果を出してなかったような気がした。(そんなに青紫蘇の香りとか味がしなかった)

d0063149_0161732.jpg次に出て来たのが、陳麻婆豆腐。
真っ赤でいかにも辛そう。
お肉は牛肉かな?お豆腐は、絹ごしでとても柔らかくて美味しい。
食べてみると、麻辣のうち、麻(痺れる感じ)が強くて、花椒だと思うのだが、その味と香りが素晴らしい。
これでご飯を食べると、美味しくて、どんどん食べていたら、お豆腐が全部なくなってしまい、牛肉と豆板醤のソースが沢山残ってしまった。
そのソースだけを食すると、やたらにしょっぱい。
食べる度に、舌をしょっぱさが刺激する。
友人が「お豆腐と一緒に食べると、問題なく素晴らしく美味しいけれど、お豆腐がないと、塩分が強く感じられるのでは?」とのこと、確かにその通り。
お店の人が「お味はいかがでしょうか?」と聞いてくれたので、「ちょっとしょっぱ過ぎる」と答えたら、残ったお皿を厨房に持って行って、味見してくれた。
答えは、「通常よりはちょっと辛めであるが、通常の範囲の塩加減」とのこと。
このホテルの陳麻婆豆腐をしょっぱいというお客さんも多いけれど、塩を使っているわけではなく、使用している豆板醤に含まれている塩分によるしょっぱさとのこと。

ということは、お豆腐とソースの量のバランスが余り良くないのかも。
お豆腐も、絹ごしだと柔らかくて、するする食べるというか飲んでしまうけれど、木綿だとごつごつしているから、絹ごしよりソースと絡んで、ソースが残りにくいのかも知れない。
そんなことを考えると、麻辣が強い本場風の麻婆豆腐を食べるとしたら、高級店より、安くて、お肉よりお豆腐の量が多い大衆店の麻婆豆腐の方が、私に向いているかもと思った。

陳麻婆豆腐って、日本では、四川の陳麻婆豆腐店と提携している「陳麻婆豆腐店」と、調味料パックの「陳麻婆豆腐」しか名乗れないのかと思っていたのだが、シェラトン都ホテルでも、「陳麻婆豆腐」を名乗っているのが新発見であったので、家に帰って調べたら、別にどこのお店でも麻婆豆腐に陳麻婆豆腐と名付けて良いようだ。
(豆板醤の塩が強いかどうかは、何年寝かせた豆板醤かで違うような気がするけれど、この点については、わかっていないので、断言できない。)

わたし的には、龍門の方がしょっぱくない分、好きかな?
「四川」の陳麻婆豆腐は、花椒の味と香りがとても良いのだけれど、お肉ソースの多さとしょっぱさがちょっとねという感じ。

d0063149_0164770.jpgこの2つだけではちょっと物足りなかったので、五目焼きそばを追加。
麺がとても美味しかった。(昔のアスターの次くらいに)

このお店、サービス料10%取られるけれど、店のインテリアや窓から見える木々の緑も素敵だし、広々しているし、ちょっと優雅にゆったりした気分で、中華料理を楽しみたい人にはとても良いと思う。
お昼に誕生日パーティをしているグループもいたし、誰かを連れて行ったら、絶対喜ばれるお店。

食べながらお庭を見ていると、歩いている人が沢山いたので、お庭に出られることがわかり、私たちもお庭を散歩してみた。
高級住宅地だから、庭が広々しているというよりは、斜面を利用したお庭であった。(友人の調べで、昔のコンツェルン御曹司兼政治家の藤山愛一郎さんの屋敷跡とのこと)

で、また、バスで目黒に戻って、お茶して帰って来た。
場所は、時間がなかったので、目黒のウェストにしてみたが、数年振りで行ったら、何だか、自分の中のイメージと違っていて、ちょっとがっかり。

そう言えば、最近、「どこで陳麻婆豆腐の調味料パックを売っているか」調べた。
蒲田のカルディ ×
上野駅の地下のカルディ 〇
浜町の成城石井      〇
目黒駅アトレの成城石井 〇
価格的には、カルディの方が成城石井より安いことが判明。(カルディの価格=成城石井の特売価格)
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by mw17mw | 2009-08-15 23:34 | 飲食店・菓子店 | Comments(7)

Commented by ケイト at 2009-08-17 01:48 x
麻婆豆腐を作る時には塩は入れないでしょうから
豆板醤の塩気なんでしょうねぇ。
でも私も辛いものは好きだけどしょっぱいものは嫌い。
どうせなら豆腐がたっぷりの方がいいから
ホテル仕様のものは合わないかもしれません。
カルディでは陳麻婆豆腐、見たことありませんけど
やっぱり店によって違うんでしょうね。
Commented by bkkfox at 2009-08-17 02:25 x
陳麻婆豆腐!すみません~、何度か浜町の成城石井に行くチャンスがあり
「おぉ!あるある」と思っていたのに、報告するのを忘れておりました。
買ってみたいものの、ちょっと値段に二の足を踏んでおりました。
しかし、やはりおいしい麻婆豆腐食べてみたいので次回購入します。

味はちょっと~でも、やはり見た目等美しいですね。
流石ホテルの中華料理です。
「昔のアスター!」懐かしい気がしました。私も昔(うん十年程前?)
小さい頃にアスターに連れて行ってもらい中華食べた記憶が

後、目黒のウェスト! そうですか~変わってましたか?
20年位前何度か行きました。
最近青山店も改装してだいぶ変わったらしいですね。
今日、たまたま銀座店の近くを通ったので覗いたら「禁煙!」
寂しい限りです。あすこは、夜も遅くまで珈琲とケーキが食べられたのに・・・
「禁煙とは!!!」時代だからしようがないのでしょうね。
Commented by mw17mw at 2009-08-18 12:54
>ケイトさん
舌を突き刺すようなしょっぱさ、嫌やですよね。
上野アトレのカルディで聞いたら、陳麻婆豆腐は最近置くようになったとのこと。
順次、置いてあるお店、増えるのではと思います。

>bkkfoxさん
この前、時間がある時に、浜町界隈フラフラしました。(ピーコックも)
確かに、他のレトルトに比べると高いですよね。
でも、無駄な変な味が入っていないからお薦めです。
アスター、麺が変わってしまって、最悪です。
ウエストの人に聞いたら、ウエスト自体は全然内装を変えていないのですって。
私が昔行った時は、全面カーテンが引いてあったのかも知れません、今は窓から外の景色を見せる感じだから、印象が違ったのかも知れません。
目黒店も全面禁煙でした。
私も食事をする時なぞ、禁煙の方が確かに気分がいいとは思うのですが、喫煙者なので、煙草も吸いたいですよね、難しいところです。
Commented by 長坂@名古屋 at 2009-08-18 17:36 x
あおりイカの炒め物が美味しそうですね。
「安物の片栗粉」って、どういう意味なのでしょうか?
Commented by mw17mw at 2009-08-19 09:02
>長坂さん
安物の片栗粉って、スーパーで売っている普通の片栗粉を自分で水で溶かして、とじたものとは、ひと味違っていたという意味です。
片栗粉が違っているのか、スープが違うのか、油が違うのか、良くわかりませんでしたが、美味しかったです。
Commented by 長坂@名古屋 at 2009-08-19 17:45 x
了解しました。トロミって、奥が深いですよね。
僕の、片栗粉ひと工夫は、まとめて水に溶いて、冷蔵庫に入れておく、
ってことです。使いたいときに、使いたいだけ、使えるので、とても便利。
Commented by mw17mw at 2009-08-21 12:15
>長坂さん
まとめて溶いて冷蔵庫はいいですね、一々混ぜるのは面倒です。
きちっと蓋が閉まる容器を探してやってみようと思います。