ふなまりさんのパンの贈り物 2/2

パンを初めとするふなまりさんのおみやげのご紹介。

まずは、パンの断面から。

d0063149_22554474.jpg上のがライ麦パン(ライ麦20%ととのこと)
下段左が、「くるみ・レーズンパン」で、甘夏酵母、全粒粉20%、下段右が「ぶどう(レーズン)パン」で左と同じ生地とのこと。






d0063149_2303242.jpg上が「玄米を練り込んだ白いパン、酵母はお米」ふなまりさんのページには、「炊いた玄米を生地にねりこみました。炊いてあるので粒がつぶれてほとんど見えませんが、もっちりしっとり独特のおいしさがあります。」
。下が「全粒粉40%で、レーズン・甘夏ピール・カシューナッツ入り」

どれもこれも、きめが調っていて、素晴らしい出来。
(本当に個人の台所で作られたパンとは思えない。)

どれもこれも、とても美味しかったけれど、お気に入りは、白いパンとライ麦パン。
何故かというと、他の色々入っているパンも美味しいのだけれど、生地本来の美味しさが際立ったのがこの2つのような気がした。
この2つを食べていると、上等な材料で丁寧に作られたパンの美味しさを味わっている幸せを感じる。

レーズンパンも美味しいのだけれど、生地の味よりレーズンの味が強い感じで、食べ比べなければ、気にならないのかも知れないけれど、プレーンなパンを食べた後に、レーズンパンを食べると、「生地の美味しさがレーズンの味で消されている」と感じてしまうのだ。
(ただ、一緒に食べなければ良いだけの話かも知れないが)

それは、チーズと一緒に食べてもそうで、プレーンなパンを少しかじった後に、キリのチーズがあったので、パンとともに一緒に食べたら、口の中は、チーズの味だらけになり、生地の美味しさが消えてしまった。

麦香さんのような素材も良いし、天然酵母だしというパンを食べるとしたら、何かと一緒に食べないで、パンだけかじって、パン本来の美味しさを味わうのが一番美味しい食べ方だと思った。
少なくとも出来立ては、そのままの味を味わった方がいい、何か、お総菜と一緒に副食として食べるとしたら、古くなってからでないと勿体ない気がする。

ナッツ・フルーツ・レーズンのパンは、赤ワインにとても合う感じであった。(もしかして、プレーンなパンも合っていた気もするのだが、何度も色々な食べ方で食べたので、覚えていないのだ)
やはり、赤ワインには、ドライフルーツが合うのだろうと思う。

くるみ・レーズンは、ただのレーズンパンと同じ生地とのことだが、全然違う感じ。
元々、写真を見ても、ただのレーズンパンの方が入っているレーズンの量が多いということもあると思う。
レーズンパンの方は、生地にもレーズンの味や色が浸み出していて、それはそれで美味しいのだが、ちょっと甘めな感じ?
くるみ・レーズンの方は、ふなまりさんがコメントで教えてくださったように、くるみの油が生地に混ざっていて、生地にコクを与えるばかりか、レーズンの味と色の侵入を防いでいるのかも知れない。
どちらが好きと言われれば、くるみ・レーズンの方が好き。(これは、私が余り甘い味を好まないという個人の嗜好による好き嫌いの結果です)

白いパンは優れもの、この「炊いた玄米を練り込む」というのは、ふなまりさんのオリジナル・アイディアなのかしら?
全然、玄米とかお米の味を感じず、弾力があって、美味しかった。
所謂食パンの代わりになれるパンと言う感じ。
この白いパンやライ麦パンは、日常的に食べても飽きが来ないと思う。
(甘くないからかしら?)

こんなことを書くとがっかりさせるかも知れないが、いただいて3日目の今日、実はまだ冷凍していないのだ。
3日目に白いパンを食べたら、2日目までに感じなかった小さなご飯粒を感じるようになった。
小麦粉とご飯粒の乾燥度が違うから、感じるようになったのかしら?
さ~、これから冷凍だ。(笑)

でもね、とにかく、どのパンも上質で絶対に美味しいのだ。
今回食べ比べできて、それはそれで良かったけれど、本来は、一回に一種類、一つひとつ丁寧に味わうのが正しいのかもとも感じた。

これはな~んだ?

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ふなまりさんのブログ
によると、

愛知県の郷土菓子です。愛知県人ならば誰もが知っている有名なおやつ。<略>角切のさつまいもにてんさい糖と地粉、塩をまぶし、蒸します。粉はつなぎ程度。ちょっと塩気のきいた生地で、さつまいもの甘みがひきだされます。知りませんか?鬼まんじゅう。

は~い、知りませんでした、今回初めて見ました。
何だか蒸しパンみたいな様相、素朴なおやつという感じ。
(昔、子どもの頃、山梨のおばあさんが作ってくれた蒸しパンの具をすごく多くしたものという風に見えた)

食べてみると、本当にさつまいもの素朴な味で、美味しい。
余り甘くなく、さつまいものの味が生きているお菓子。

なるほど、これがふなまりさんのブログのタイトル「麦香 天然酵母パンとマクロビオティックなおやつ」の後半の部分なのね。

ちょっと入っている地粉が、おまんじゅうの雰囲気を出している?なんて、考えながら食べていたら、「そうだ、世の中には、どんなものか知らないけれど『いきなり団子』という名前のお菓子がある」ということが頭に浮かんだ。
調べてみると、いきなり団子も、「いきなり作れる団子」と書いてあるけれど、それより何より、鬼まんじゅうは、もっと簡単に作れるのではないかと思った。

でも、何だか、本当に楽しいお菓子。
おやつにおまんじゅう作るのは面倒と考えた愛知のお母さんが、手元にあったさつまいもで、え~いとばかりに、さつまいもを刻んで、粉をまぶして蒸してみたら、何となくそれらしいものができちゃったという感じ。
いいな~、こういうお菓子。
家庭のおやつなんて、こういうもので十分。
とてもユニーク、こういうお菓子が世の中に存在していたのだという感じ。
いきなり団子より簡単なのに、どうして、名前だけでも広まらなかったのか不思議。
(きっと、「いきなり団子」の方が名前のつけ方がユニークだったからかもと思う。)

きっと前日にこれだけのものを全て作られたとしたら、それは相当大変であったことは想像できる。
本当に、美味しく楽しい手づくりのパンとお菓子、有難うございました。
パンの完成度と郷土菓子のユニークさにびっくり!でした。

もう一ついただいたラーメンについては、明日書きます。
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by mw17mw | 2009-08-03 22:50 | 飲食店・菓子店 | Comments(10)

Commented by 大外郎 at 2009-08-04 00:48 x
鬼まんは、東海地方の和菓子屋さんだと
冬にはまず置いてありますね。
それぞれご贔屓の店があったりして(笑

関東圏でも、東海出身のジャスコには
ヤマザキとかが作った鬼まんが通年売ってます。
つーか、昨日も買いました。
Commented by 長坂@名古屋 at 2009-08-04 09:53 x
美味しそうですね、鬼まん。大好きです。
ドコの店も、サツマイモ部分は賽の目に切っただけですが(たぶん)、小麦粉の部分に店ごとの工夫があります。
ふなまりさんのように小麦粉少量型、あるいは小麦粉(米粉も?)と砂糖を練った生地がタップリとまとわりついている型、はたまた膨らし粉を入れて食感を軽くした蒸しパン型、などなど。
生地タップリ型は、ホックリとしたサツマイモと、ネットリとした外郎(ういろう。あれ?大外郎さん?)のような生地との対比がなんとも旨い。
Commented by 大外郎 at 2009-08-04 15:40 x
>長坂さん
そう、鬼まんはかなり外郎生地よりの生地で作ってますよね。
最近完全な外郎生地で作る派生型のお菓子も
できているみたいです。
関東で作っている鬼まんは、蒸しパンよりの生地のものが多くて
いまひとつ頼りない食感だったりします。

で、お察しの通り、私のハンドルの由来はウイロウでございます。
Commented by mugica at 2009-08-05 23:37
渡辺さん、一つずつ丁寧に試食してくださってありがとう。
そうですね、パン生地を味わうならばドライフルーツやナッツは少ないか、ない方がよいですね。
玄米のカンパーニュは、酵母パン好きの方でなくても好評です。
毎回買っていってくださるご年配の方もいらっしゃいます。
お米の入ったお米の酵母のパン…味わいもどこか和風でなじみやすいのでしょうか。

私の母が作る鬼まんはベーキングパウダーの入る蒸しパンタイプでした。
和菓子屋さんには外郎生地のタイプが多いような気がします。
名古屋の鬼まん有名店は外郎系ですね。

どちらも好きですが、甘みがあっさりしている外郎生地の方をよく作ります。
ほんのりきいた塩気がおいしい。
カロリー低そうですしね。

Commented by mw17mw at 2009-08-09 22:14
>大外郎さん&長坂さん
お返事が大変遅くなり、申し訳ありません。
この鬼まんじゅうは、今の時代、お菓子屋で売っているお菓子なのですね、私はてっきりお母さんが手づくりするのが当たり前のお菓子かと勝手に思い込んでいました。
(ジャスコ、我が行動範囲にはないのだよな~)

ま、お菓子屋のお菓子になった途端、色々なバージョンが出てくる点は良いですよね~。
Commented by mw17mw at 2009-08-09 22:15
>mugicaさん
美味しいパンを沢山有難う。
今は、少しずつ解凍して料理に合わせて楽しんでいます。
ポークソテーに、色々なものが入ったパンがとても合いました。
Commented by 大外郎 at 2009-08-10 20:16 x
浅草の楓という和菓子屋さんが、
HP見る限りなんだかとても名古屋風の
みたらしやら花見団子を作っていて
(土日には五平餅も作ってるらしいし)
ずっと気になっていました。
www.geocities.jp/wagashi_kaede/

ここに金時饅頭という名前で蒸しパンタイプの
鬼まんが紹介されているんですね。
そのうちためしに行こうと思いつつ
いまだ果たせていません。
近いうちにきっと(笑
Commented by mw17mw at 2009-08-10 21:37
>大外郎さん
地元民からこのお店を見ると、「観光客向けの観光客に受けるお団子を揃えた新しいお店」という風に見えます。(かと言って、そういう印象を持っているので、丁寧に見たことも、食べたこともありません、ジャスト第一印象なのですが)

百歩譲って、このお店が、「日本中の美味しいお団子を研究して作ったお店」だったらいいですよね。
是非、大外郎さんの目で、チェックとそのご報告をお願いします。
Commented by 大外郎 at 2009-08-10 21:40 x
東海地方出身者から見るとかの店は
「何でわざわざ浅草なんかで、こんな東海風の菓子ばっかつくっとるん?」と思えます(笑)。
桜餅も道明寺だし、そこらへんがものすご~く不思議です。

だって、浅草に来て買い物する人やっぱ
江戸風のもの欲しがりますよね?

ということで、ぜひ見てきたいと思ってます。
行ったらご報告しますね。
Commented by mw17mw at 2009-08-12 23:12
>大外郎さん
そうなのですか?
全て東海風なのですか?(みたらし以外は、東京風とはちょっと違います、確かに。花見団子って、東京では余り売っていないし)

東海地方出身者が経営しているお店なのでしょうかね?
私も今度行ったら、真面目に見て、真面目に味わってみます。